初期設定がバグってる

 

 

 

 

 

信頼とは何か

他者に「いつか水田さんにも信頼できる人ができたら良いですね」と言われた。言った本人は自分がわたしに信頼されていないと分かっていて言っている。これはひどい突き放しだとも思うし、全くの事実だとも思う。

 

 

大丈夫とは何か

他者に「お前はまだ大丈夫だ。死にたい死にたいと言いながら死んでいないんだから。本当に死ぬ人は何も言わず死ぬ。」と言われた。本当に死ぬ人の中にだって、何かを誰かに言っていたかもしれないじゃないか、それを一括りにして、わたしは「大丈夫」とは何か。大丈夫じゃないから泣いて死にたいなんて言うんだろう。泣いて泣き叫んで死にたいやめたいもういやだと言うんだろう。それを言えたのはお前だけなのに。なぜわたしは大丈夫なのか。

 

 

わたしの生きている世界の大半の人は、わたしからわたしの説明をしても聞き入れてはくれないし、それはおかしいと口々に言う。

多数決を取ったらあきらかにわたしはおかしい社会不適合者でイカれたメンヘラだ。

 

わかっている。そんなことは。

 

でも反対に、そうじゃない人もいることもわかっている。

少数派だけれど、わたしの説明を聞いてくれて理解しようとしてくれてそれを良いと言ってくれる人がいることを、わたしは知っている。

 

 

 

それがわかっているからつらい。

被害者ヅラして全部落っこちてしまえばいいのに、何かを悩む時に常に現れる反対意見を消し去ることができない。

 

 

流し聞きしていた誰かの歌の歌詞に「少し汚れたって君が思うのは何か悲しいから?他人なんか頼るから」って歌詞があって、やたらそこだけこびりついて、あーそうだなってなった。他人なんか頼るから。

自分だけで人生が完結するなら汚れたりしなかったじゃない。

でも人生は自分だけで生きるわけじゃないから汚れるのって仕方ないし回避できないじゃん。無理ゲーじゃん。

 

 

 

 

 

傷つくのも汚されるのも、他人がいるからじゃん。