白い丸を見つめる

 

 

 

 

 

また何もない日がすぎた。

時間は本当に少ない。足りない。

だれかに簡単に心を乱される流されやすいわたしは、人間と生きるのに向いていない。影響を受けすぎてしまう。

どんな励ましや応援を受けたって懇願されたって、死にたいのはいつまでもいつまでも消えないし隣にいる。どうしたらいいか、わからない。思いつかない。どうせまた間違えて失敗して泣いて死にたいという。

何回繰り返したらいいんだろう。もう頑張って生きたから、死にぞこなったから、もういらないのにね。

 

わたしの代わりに死んでしまった生命に謝りながら、生きていると言っていいかもわからない日々を過ごしている。

わたしはなんて酷い。なんて醜い。汚い。愚か。

 

心残りなんかいつだって無いくせに、いつだって尻込みをして、死さえ先送りにしてしまう。

どうしたらよかったんだろうね。

 

多分幸せになろうとしていないから不幸せなんでしょう。

 

全部わかってるよ、全部わかりたくないけど。